神社でも遠望を楽しめるが、歩いて5分位の所に270度の展望ができる「見晴台」がある。
四季を通じ、山の景色を楽しめる。運が良ければ、雲海を見ることができるし、別名「サンセットポイント」と呼ばれるだけあって、沈む夕日が美しい。勿論は早起きの人は登る朝日を拝む事もできる。
秋の紅葉の紅葉はとても美しい。冬の雪景色は最高だ。雪景色した妙義連山に夕日が当たり、ピンク色に染まる一瞬は筆舌に尽くし難い。
ここも県境になっている。
万葉の歌碑やタゴールの胸像が設置され、日差しを避けるあづまやも2つある。
見晴台入口の門を潜ったすぐ左に大変立派なトイレが出来ました。トイレットペーパーは各自持参です。無い人は入口の自販機で100円でご購入下さい。
駐車場について
軽井沢銀座通りから山へ2km(道に「碓氷峠 力餅」とか「峠」の小さな看板あり)のぼると、
峠地区の入口に見晴台の石碑(少々分かりにくい)あり
見晴台の看板を右に30Mほど入ると少し広い場所があり、車が7〜8台位止められる。
夏のシーズンは朝10時前は空いているが、その後は一杯になる。一度入ると
Uターンが難しいのでなかなか出てこられないし、他の車にぶつけたら大変!。
入口で様子をみて混んで居たら、入口左の碓氷山荘駐車場へ止めよう。駐車料金500円だが、
碓氷山荘で食事(力餅やそば)、お土産の総額が1000円を超えると駐車料金を返してくれる。
旧軽井沢に降りて食事するととても高いので、お昼を兼ねて見晴台や神社参拝すれば、
駐車場は無料になるし、リーズナブルに食事のできて一石二鳥。
夏の見晴台展望。ごつごつした山は妙義山です。見晴台の標高は1180m。妙義山の最高峰より10m高い。
サンセットポイントの名に相応しい。山は離山。江戸時代の終わり、皇女和宮様のご降嫁の折、展望台?より離山を御覧になり山の名前をお尋ねになりました。
お供の者が村人が離山(はなれやま)と呼んでいますと伝えますと、「離山とは誠に寂しい名前です。できれば以後、胄山(かぶとやま)と呼んでください」と申されたそうです。現在も胄山の地名が残っています。ちょうど冑の形をして、旧軽井沢と中軽井沢の間にある山です。
上:夏の朝の雲海
(まるで別世界に入り込んだ様)
下:秋の紅葉
(奥に見える山は活火山の浅間山:薄っすらと煙をはいています)
展望台入口の石畳を登り切ったところ
もみじの紅葉がきれい。
冬景色
雪景色。等間隔で並ぶ石が県境を示す。石には真中に穴が開いている。
昔は穴に鉄の棒が通っていたそうです。先の大戦にて鉄を供出する際、持っていったそうです。
左が離山、中央は軽井沢ゴルフ場(歴史がある)、白い点々は別荘(こんな斜面にも出来ている)、奥は八ヶ岳(下しか見えない)
見晴台奥の方向表示盤
運がよければ富士山も見える。
世界の平和を訴えた
インドの詩人タゴールの胸像
県境を示す標識と石柱
立派になったお手洗い
軽井沢町が5000万円をかけて作ってくれた物。
水が貴重な峠ではトイレの水もバイオ処理されて一部再利用されます。
峠地区の住民がお掃除しています。
どうぞきれいに使って下さい。
冬の御来光。これを見るには相当の努力が必要。
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